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石川・能登半島 七尾北湾 能登島曲(まがり)漁港で、海中の見える遊覧船&観光船 《能登島マリンリゾートの能登島イルカウォッチングクルーズへようこそ!》

タグ:ヤンマー

先日、アオリイカチェックで防波堤を歩いていたら、「兄貴」を見つけました。

ヤンマーのディーゼル船外機、それもうみかぜ28で使っている「D27」より大きい「D36」。

違う箇所にピントが合っているので、ちょっとピンボケですが、確かに「D36」です。

ちなみに、数字の「27」や「36」は、馬力を表しています。

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実稼働かどうかはわかりません。

でも、船底塗装されていることから、このあと海へ戻るのだと思います。

こちらが、拡大したもの。
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これはうみかぜ28の「D27」の内部。エンジンオイル交換中のものです。
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漁船では、まだまだ使っているものがあると、以前ヤンマーの舶用担当の方から聞いたことがあります。
保守整備も、まだいけるということでしたので、今度「インペラ」やギヤオイルの交換を含めて、お願いしようかと思います。

「うみかぜ28」は、5月1日に日本小型船舶検査機構(JCI)の船舶検査を受け、16日に書類一式を受け取り、シールを貼って、いつでも航行できるようになりました。

6月3日の日曜日、長い間(期間は定かではありませんが...)係留されていた舫いを解く日がやってきました。
長崎漁港の岩でできたこの防波堤の間を右から左へ...
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長崎漁港を出て直ぐのところ。
対岸中央付近からの出発となりました。
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向こうに見えるのが能登島えのめの「勝尾崎」
キャンプ場があるところです。
その向こうが「えのめ漁港」
針路は、水平線の見える右側寄りを目指します。
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勝尾崎近くから後ろを振り返り、長崎漁港方向を見ると...
波は穏やか。少しうねりがあります。
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勝尾崎を過ぎ、えのめ漁港を左手に見て割りと沖合を航行中。
左手方向の思わぬところに浅瀬があります。
洗岩・干出岩があるところもあります。
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進行方向右手方向は、見渡す限りの水平線。
沖合には、定置網が多くあります。
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八ヶ崎付近の沖合を航行中。
浮いているブイを目印にして操舵してみましたが、船首で操舵するスタイルは、なかなか慣れません。
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晴れて天気の良い海はとても気持ちがいいです。

でも、この船体に27馬力のディーゼル船外機は非力です。
前へは進んでいますが、エンジン音と気持ちだけは30mほど前方を航行しています。

(到着編に続く…)

ヤマハ船外機 F25の次は、ヤンマー ディーゼル船外機 D27のオイル交換です。

まずは、準備から。

いろいろ調べた結果、エンジンオイルとオイルフィルターは、ヤンマー舶用システム株式会社 西日本営業部 北陸支店 から購入。

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購入したフィルターと現についているフィルターが同じか確認。
オイルゲージもここにあります。
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今のオイルの状態は、こんな感じ。
量は充分ですけど、色は真っ黒です。
もっとも、ディーゼルの場合は、少し使うと黒くはなるんですけれど...
それにしても、前回はいつ頃変えたんでしょうか?
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ヤマハF25船外機の時に使った電動式オイルチェンジャーをここでも活用。
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今回は、この海上係留中のヤンマー船外機のオイル交換も予定していたので、あえて電動式オイルチェンジャーを購入しました。

同じ手順で、まずはオイルの吸引。
こちらは、係留中だったので、5分間ほどアイドリングしてから作業を開始。
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吸いだしたオイルの量が分かるように、まずはペットボトルで受けます。
これで、2L。
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もう少し残っていたので、吸い出してみると200ccくらい。
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オイルフィルターを外しました。
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漏れたオイルが船外機内部に流れないように、ウエスで吸い取ります。
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新しいオイルフィルターを取り付けてから、計量しながらオイルを入れます。
2L以上排出したので、500ccずつ4回入れました。
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その後は、オイルゲージを見ながら継ぎ足していきます。
ある程度溜まったら、エンジンを始動してオイルフィルター内にもオイルを満たしてから、更にオイル量を確認。
この写真だと、光っていてどこまで来てるかわかりません...
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アッパーレべルの少し下まできたら、キャップを閉めてオイル交換終了。
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あとは、陸に揚げてからギヤオイルとインペラ、燃料フィルターの交換が残っています。

先週末、天気も良かったので、ヤンマーのディーゼル船外機を始動し、しばらくアイドリングで様子見。
エンジンを止めて冷えるまでの間、カバーを外して内部を観察することに。

こちらは、右舷側でリモコンワイヤーが接続されている側。
フライホイールにサビがありますが、海水や雨水の侵入はない様子。

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こちらは、左舷側でエンジンのセルモーター、燃料フィルター、オイルフィルターがあります。
オイルのレベルゲージで、オイルを見たところ、量は十分あるのですが、黒く汚れていました。
何回か見て見ましたが、水が混じった時の「マヨネーズ」状態にはなっていない様子。
まあ、ドレンから抜いてみないとわからないと思いますが...

過去の使用期間・頻度がわからないので、春にはこちらも交換でしょう。

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燃料フィルターを拡大したところ。


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ホースのつなぎ目からの燃料漏れはありません。
濾過後の燃料もキレイです。
しかし、ろ過フィルターは、しっかり汚れてる。もしかしたら、目詰まりしているくらい。

ドライブシャフト下部にあるであろうインペラは見えないので、そのときにでも点検することに。
いや間違い。ヤンマーの方に点検してもらうことにします。

昨年の12月31日に、お神酒をあげに行った時、以前から気になっていた「燃料タンク」収納部の清掃をしてきました。

船のトモには、左舷側に「燃料タンク」、右舷側に「バッテリー」が収容できるよう、それぞれ個別の収容庫があります。
バッテリー側収納庫は、どんなときでも乾燥していて水の漏れはありません。船外機の電源ケーブルは、防水用通線ブッシングがあるためです。

でも燃料タンク側は、このとおり。↓
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燃料タンクの下には、板が敷いてありますが、奥の方は水がついています。
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ここも、いつかは掃除しなければと思っていましたが、気になるところは年内にということで、燃料タンクを一旦、外に出し、下にあった板も取り出しました。

溜まっていたビルジはバケツに入れて汲み出し、壁面はパーツクリーナーを吹きつけ、ボロ布で拭きとりました。

庫内への水の侵入は、ステアリングからの油圧ケーブル(黒色2本)とスロットルケーブル(赤色2本)、船外機への燃料パイプ2本が通っている穴によるものではないかと思い、応急的に防水処理してきました。
気候が安定したら、シーリング剤で処理することにします。

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一応、燃料タンクも拭いてみました。

ここで、気づいたことが2つ。
まず1つは、ガソリン船外機の場合は、燃料タンクから船外機へは手動ポンプが途中にある1本のパイプだけですが、軽油の船外機の場合は2本あります。
手動ポンプのないパイプは、船外機からの燃料戻し用なのでしょうか?
もう一つは、ガソリン船外機の燃料タンク用パイプのコネクタは、たまに取り外したりしますが、軽油燃料の場合は、このコネクタを一旦外すと、ディーゼルエンジンの燃料が空になった時のように「空気抜き」が必要になるのでしょうか?

今度、ヤンマー株式会社(マリン・海洋)に聞いてみよう。

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