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石川・能登半島 七尾北湾 能登島曲(まがり)漁港で、海中の見える遊覧船&観光船 《能登島マリンリゾートの能登島イルカウォッチングクルーズへようこそ!》

タグ:日本ペイントマリン

ヤマハ和船の「うみかぜ」が、向田漁港に来てから1年が経ちました。

うみかぜを見た時から、気にはなっていたんです。
そう、デッキのヒビ... ↓ これ!

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赤丸のようなヒビがたくさんと、欠けもありました。

当時、といっても去年の春頃ですが、対策として青丸のようにファイバーパテで補修していました。
でも、時が経って白っぽくなってきたので、FRPで補修した後、塗装することにしました。

それも、春先は天気が安定しないので、このGWが来るのを待っていました。

まずは、キレイに清掃して、表面を軽くサンディング。
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補修範囲を残してテープと新聞紙でマスキング
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FRPのファイバーマットを2枚型取り
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いつものポリエステル樹脂を塗って、ファイバーマットを敷きます。
気温を考え、1枚目は硬化剤を規定量より少し減らし、余裕で作業したのですが、2枚目の時に「もう少し早く硬化してもOK?」とばかりにちょっと硬化剤を多くしたものだから、大変!
思ったより硬化が早く、作業が間に合わずに、ところどころに樹脂が充分行き渡らず、白っぽくなったところが...
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本当は、型取りの2枚のマット+周囲を軽く補修、と考えていたのですが白っぽくなったところを重点に最大4層くらいまで「あて布」ならぬ「あてマット」したので、補修面が継ぎ接ぎ状態になりました。

この状態で1日置いて硬化を待ちます。

次の日、飛び出たところや不揃いなマットの繊維をキレイにするため、全体をサンディング。
塗装は、これまた以前と同じようにニッペ(日本ペイントマリン) のFRPマリン(ホワイト)。
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光の加減で、部分補修した跡がキレイに出ています...

繋ぎ目がわからなくなるまでサンディングすれば完璧なのでしょうけれど、実用本位ということで、渋々OK!

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塗装も2日かけて、二度塗り。

周囲のマスキングテープを外して、一応、【完成】

船としては、もう半分残っていますが、暫くはやりたくありません。

4月3日、4日の爆弾低気圧の影響で、屋形が飛ばされ使用できなくなりました。
実は、それだけでは終わらず、FRPでしっかりと固定されていた船体側の、金属製受け具も被害を受けました。

そこで、4月の7,8日の土日、14,15日の土日と、2週にわたって補修を行うことに...

本当は、向田漁港にあるうみかぜの船底塗装をしたいけど、こっちが優先。

まずは、グラスファイバーのマット2層を、ポリエステル樹脂にFRP用タルクを混ぜて固めてみました。
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樹脂が固まっても、そのままというわけにはいかないので、船縁と内側と同一色で塗装しました。
今までは、薄い緑色でしたが、今回は「白色」を選び、爽やか感を演出することにしました。

まずは、現状の色の塗り分けてある範囲をマスキング。
とっても面倒くさいです。
こんなことなら、全部白一色に塗ってしまいたいくらい...
その上、デッキ内に張り出している足の部分は、丸くなっています。
直線テープを何回かに分けて、弧を描くようにマスキング中。
この足は片側7本あり、両舷で14本あります。

 ↓ こんなのを14回...
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テープのマスキングが終わったので、次は塗らない部分というか塗料が飛び散ってもいいように、新聞紙で養生します。
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塗料は、以前と同じようにニッペ(日本ペイントマリン) のFRPマリン(ホワイト)。
今回は、塗る面積が広いので、刷毛ではなく「ローラー」を使いました。
面積が広いと、ローラーの方がキレイに塗れます。

右舷側は、FRP補修するのに、舷の一番外側の舷材を外して作業しています。
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こちらは、左舷側。写真の下側に写っている長くて白いものが左舷の舷材です。
船への固定は、ステンレスのボルトとナットなので、外すのにも一苦労でした。
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その右舷の舷材を取り付ける際に、ボルトが1本海の中へ...
こう見えても、深さは1.5mくらいありました。
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じっと見ていると、女神が「金のボルト」と「銀のボルト」と「ステンレスのボルト」を持って目の前に現れるのを待っていたのですが、待てども気配はありません。

仕方なく、近くにあった竿(たぶん、海中のタコを引っ掛けるものだと思う)で、自力救出。
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右舷も元に戻し、養生の新聞紙とマスキングテープを外すと、このとおり。
爆弾低気圧の影響で、とんでもない手間がかかりました。

いずれ、陸に揚げた時には塗装しようと思っていたんですけど、まさかこの時期にするとは思ってもいませんでした。
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屋形がなくなった分、スッキリしたんですけどね。
残るデッキ部分は、どんな色にしたらいいか、またまた思案中です。
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のぞき窓を固定する金具のガイドとなる穴を金属管で補強し、隙間をパテで埋めたので船体の受け側を塗装しました。

まずは、養生とマスキング。
下準備が仕上がり具合を左右する(はず)。
なので、一応入念に...

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画像の右上にあるペイント(使う塗料は同じく、ニッペ(日本ペイントマリン) のFRPマリン(ホワイト)
小出しするトレイには、ペットボトルのキャップ部分を残して半分に切ったものを使いました。
キャップ部分を持つと手が汚れません。
ただし、キッチリと締めておかないと悲惨な結果が待ってます。
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一応、2度塗りして養生・マスキングを外します。
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2つの穴が、金属管で補強した部分。
樹脂パテにも塗料がのっています。
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塗料はなかなか乾かないので、1日経ってから金属固定バーを入れてみます。
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次は、この受け側を覆い、水密を保つカバーの製作に取り掛かります。

海底観察用「のぞき窓」枠のFRP補修とフタの現場合わせが終わり、フタの全長の一部手直しも完了したので、まとめて塗装することにしました。

まずは、塗装部分以外をマスキング。
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使う塗料は、ニッペ(日本ペイントマリン) のFRPマリン(ホワイト)
デッキ・上部構造物の塗装用です。カーマホームセンター示野店で、2kg缶が2、980円(だったかな?)。


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凹凸のところは刷毛塗り。フタのフラットなところはローラー塗り。
ローラー塗りは、塗り後も目立たず仕上がりがキレイです。
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塗った後乾かして、全体に2~3度塗り。
2kgの塗料は、缶の底に少し残っているくらいで、ほぼ1.7kg程使いました。

臭いのことを考えて、サンルームで塗りましたが、やはりサンルームでは気密が保てません。
FRPを削った後も、隣の居間中に臭いが充満しましたが、この塗料を塗った後も同様...

やっぱり、塗装は天気の良い時期に屋外でするものです。

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